「 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」12話の感想をさっそくまとめました。ネタバレがあるのでご注意ください。
目次
12話感想
終わったはずの戦争の終わりになる、和平調停を妨害する反対派から使節を守るために、ギルベルト少佐の兄が抜擢されます。
弟がいなくなれば、面倒事は兄にか、、
という言葉が出ましたが、ギルベルト少佐はそんなに軍に良いように使われていたんですね。振り返ってみると、重要な潜入任務や、先行部隊を任せられていたので、かなり大変な役割を押し付けられていたのかもしれません。
そしてヴァイオレットは前回の手紙を届ける帰り道のよう。
カトレアとベネディクトは船の上にいました。
どうやらカトレアが和平調停の文章を代筆するみたいですね。
そんな国家レベルの文章も民間のドールが代筆することにちょっと驚き。それとも、元軍人のホッジンズが起こした会社だから、軍から信頼があるんですかね。
そこに登場したブーケンビリア大佐。
あの人間もどきの出来損ないが、
まだヴァイオレットの印象は、戦時中のままのよう。
ベネディクトの言うとおり、「ヴァイオレットのおかげで救われている人もいる」んですけどね。ブーケンビリア大佐も、バイオレットがシャルロッテ姫の恋文を代筆していたことぐらい知っていてもいいと思うんですけど、、、。
そして反対派は1041名が脱獄したらしい(笑)
脱獄しすぎでしょ!
そしてホッジンズはライデンでヴァイオレットの帰りを待ちます。
もうすぐ帰ってくるかな
という言葉には、いきなり出ていったヴァイオレットが無事返ってくるという安堵感が見られますね。
そしてヴァイオレットは空からカトレアが鉄道で移動する線路脇で爆破されている小屋を見つけます。
さらに、駅に止まっている列車にカトレアを見つけ、そばに降りるという、、、
戦争になる予感を感じたのですかね
そこに登場するブーゲンビリア大佐。
軍にいたヴァイオレットを利用するのかと思いきや、報告だけさせてさっさと降りろと言います。
大佐ご命令を!
と言うヴァイオレット。
お前は今も命令が欲しいだけの道具なのか、
途中の駅でも敵がどんどん乗り込むザル警備、、、
そして遂に反対派の襲撃が開始されます。
ヴァイオレットが当然立ちはだかりますが、一人も倒しません。
ヴァイオレットのピンチ!
ブーゲンビリア大佐が助けに来ます。
自分すら守れないくせ不殺とは見苦しい
おれの弟ギルはそんなやつを守ろうとしたのか!
ヴァイオレットを打とうとする直前、大佐が前に出てすぐさま打ち返します。
か、かっけぇ、、、
そして敵が死ぬ間際に、今度はヴァイオレットが前に出て義手で銃弾を弾き返します。
「おい、まじかよ、、、」そう思ってしまう演出ですね。
12話ギャラリー
エンドカード
スタッフコメント
作画監督 植野千世子
12話の作監を担当させて頂きました。植野です。
大切な人を想う気持ち、形は違えど人を想い合っている事を改めて見つめ直した作品でした。作品を通して積み上げてきたものを次の最終回で感じて頂けたら幸いです。
ご視聴ありがとうございました。
ディートフリート・ブーゲンビリア役 木内秀信
手紙の代筆をしながら人の心に触れてゆく…。とっても素敵ですね。
第一話から拝見させていただいおりますが、作品の力に圧倒されています。
本当に美しい作品。繊細な描写力、表現力。そして音楽や言葉が心地よく流れる。
この世界観の中に生きていられることを、大変嬉しく思います。
ディートフリート大佐が登場する度に、ヴァイオレットちゃんに申し訳ない気持ちになりますが、彼の怒りや悲しみ、憎しみが、触れた愛によって今後どうなってゆくのか。最後まで目が離せません。
お楽しみに!
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」概要
ストーリー
想いを綴る、愛を知るために。
感情を持たない一人の少女がいた。
彼女の名は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。
戦火の中で、大切な人から告げられた言葉の意味を探している。
戦争が終わり、彼女が出会った仕事は誰かの想いを言葉にして届けること。
ーー戦争で生き延びた、たった一人の兄弟への手紙
ーー都会で働き始めた娘から故郷の両親への手紙
ーー飾らないありのままの恋心をつづった手紙
ーー去りゆく者から残される者へ最期の手紙
手紙に込められたいくつもの想いは、ヴァイオレットの心に愛を刻んでいく。
これは、感情を持たない一人の少女が愛を知るまでの物語。
キャスト
ヴァイオレット・エヴァーガーデン:石川由依
クラウディア・ホッジンズ:子安武人
ギルベルト・ブーゲンビリア:浪川大輔
カトレア・ボードレール:遠藤 綾
ベネディクト・ブルー:内山昂輝
エリカ・ブラウン:茅原実里
アイリス・カナリー:戸松 遥
スタッフ
原作:「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」暁佳奈(KAエスマ文庫/京都アニメーション)
監督:石立太一
シリーズ構成:吉田玲子
キャラクターデザイン:高瀬亜貴子
シリーズ演出:藤田春香
世界観設定:鈴木貴昭
美術監督:渡邊美希子
色彩設計:米田侑加
撮影監督:船本孝平
3D監督:山本 倫
小物設定:高橋博行・太田 稔
編集:重村建吾
音響監督:鶴岡陽太
音楽プロデューサー:斎藤 滋
音楽:Evan Call
音楽制作:ランティス
OP主題歌:TRUE [ Sincerely ]
ED主題歌:茅原実里 [ みちしるべ ]
アニメーション制作:京都アニメーション
製作:ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会