「 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」10話感想、もう涙なしには見れない#VioletEvergarden

「 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」10話の感想をさっそくまとめました。ネタバレがあるのでご注意ください。

 

10話感想

今回はアンという少女が主人公

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

代筆に来たヴァイオレットを”大きなお人形さん”と勘違いし、ヴァイオレットが喋ると

 

しゃべった!

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

ヴァイオレットが紅茶を飲むと

飲んだ紅茶はどうなるの?

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

ととても可愛らしい仕草で、冒頭から癒やされます。

 

アンからお母さん奪ってしまうお客さんがキライなアンですが、ヴァイオレットと遊ぶことに。

 

お人形がお人形で遊ぶなんて、面白いでしょ?

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

とヴァイオレットと遊び始めようと言う時、ヴァイオレットは部屋へ案内されてしまいます。

 

手紙を数日書いた夜、アンはヴァイオレットの元へ行きます。

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

ヴァイオレットはちょうど義手の調整をしていたところで、他のドールの話を聞いて、そっちが気になって本当に聞きたいことを聞けずに帰ってしまいます。

夜更かしするといけないオバケが出るんだからね!

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

 

そうして生活をしている内に、アンはヴァイオレットに遊びを何度も何度も何度も、お願いをするようになります。お母さんが遊んでくれず、仕方なくヴァイオレットに甘えます。

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

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そんな気持ちを感じたのか、ヴァイオレットは珍しく自分から休憩を求め、アンの話を聞きます。

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

本当はヴァイオレットにリボンを付けてほしいんじゃないの
本当はお母さんにしてほしいの

 

一緒にご本読むのも、なぞなぞも、おままごとも、ムシは、お母さん苦手だけど

お母さんと私の時間を取らないでヴァイオレット

じゃ手紙を書いている時、私もそばにいていいって言って、
近くにいたいの、
そばにいて手をぎゅって握るだけよ!

お願い!

 

ヴァイオレットにぶつけた想いはアンの小さな体では我慢できず、お母さんにぶつけてしまいます。

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

 

こんな小さな身体で、お母さんの病気を受け止めようとしている姿には涙が溢れてきそう。

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

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ヴァイオレットが帰る時。アンはやっとヴァイオレットが人形出ないことをわかります。

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

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よくここまで勘違いしていたなと想いますが、小さい子ならありそうですよね。

 

その後、アンのお母さんはアンとの思い出をたくさん作った後、亡くなってしまいます。

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

そしてアンの8歳の誕生日、手紙が届きます。

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

アン、8歳の誕生日おめでとう
悲しいことがたくさんあるかもしれない
頑張ることが多くて、くじけているかも
でも、負けないで
寂しくて、泣いてしまうこともあるかもしれないけれど、忘れないで

お母さんはいつもアンのこと愛しているわ

ヴァイオレットが代筆していた手紙は未来のアンに向けられたものだったんですね、、、。

 

アンのお母さんは自分の命が長くないことを知り、娘と長く一緒に居てあげられる手紙を書いたんですね。

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

こんな手紙をお母さんからもらえるなんて、、、幸せですね。

 

ヴァイオレットは前回の復帰から久しぶりの出張代筆を終え、会社へ戻ってきました。

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

 

そこで見せたのは、なんとヴァイオレットの涙

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

小さな少女のアンが、お母さんが亡くなって一人で生きていくことの大変さを知り、泣くことをずっと我慢していたそう。
仕事で来ているというプロフェッショナルの意地を見せ、泣かずにいたのですが会社に帰ってきて、我慢ができなかったようです。

 

10話ギャラリー

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エンドカード

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

 

スタッフコメント

 

絵コンテ・演出 小川太一

10話の演出を担当させていただきました小川太一です。
今回は、アンという幼い女の子と、その母親の物語。
前回までの大きなターニングポイントを迎えつつその後ヴァイオレットがどう変わっていくのかを描いていく最初の話数でもあります。
ヴァイオレットエヴァーガーデンという作品は、自分にとって、いろいろな面で初挑戦な作品です。
それは世界観だったり、時代感だったりですが、一番は、人の生死に向かい合う作品だという部分です。
そして、そんな作品だからこそ描けるものがあり、それこそがこの作品の大きな魅力の一つだと思います。
それは、だれのこころの中にもある茶化せない部分、感情、欲求。
ひいては、「愛」と表現される感情群…。
そして、それらを茶化す皮肉を持たない真っ白なヴァイオレットが、話数を重ね、自分の負っている傷に気づき、その痛みから派生する様々な感情のつながりを知り始めました。
そんな中、いろいろな「愛」の形に触れるヴァイオレットがどのように変わっていくのか、ヴァイオレットの心に大きな一石を投じた話数になっていると思います。

 

アン・マグノリア役 諸星すみれ

ストーリーの切なさとアンのいい子さで、涙なしにはみられない一話になっていると思います。
私も収録中何度も声が詰まってしまい、頑張って振り絞りながらお芝居しました。
見終わった時は、親子の愛情のまっすぐさと暖かさを感じられ、切ないながらも優しい気持ちになれると思います。
みなさんの大切な人を思い浮かべながら観ていただけたら嬉しいです。

 

クラーラ・マグノリア役 川澄綾子

時を超えて届けられる手紙。その愛に、原作を読んだ時、涙が止まりませんでした。
この愛を自分が表現できるのだろうかと不安でしたが、諸星すみれさん演じる素晴らしいアンに引っ張ってもらい、演じ切る事が出来たと思います。
「届かなくていい手紙などない」というヴァイオレットの言葉が胸に沁みました。
手紙とは言葉で、言葉とは想いである。言葉が、想いが、届くように。精一杯演じました。
観てくださった皆さんの心に、何かが届きますように。

 

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」概要

 

 

ストーリー

想いを綴る、愛を知るために。

感情を持たない一人の少女がいた。

彼女の名は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。

戦火の中で、大切な人から告げられた言葉の意味を探している。

戦争が終わり、彼女が出会った仕事は誰かの想いを言葉にして届けること。

ーー戦争で生き延びた、たった一人の兄弟への手紙

ーー都会で働き始めた娘から故郷の両親への手紙

ーー飾らないありのままの恋心をつづった手紙

ーー去りゆく者から残される者へ最期の手紙

手紙に込められたいくつもの想いは、ヴァイオレットの心に愛を刻んでいく。

これは、感情を持たない一人の少女が愛を知るまでの物語。

 

キャスト

ヴァイオレット・エヴァーガーデン:石川由依

クラウディア・ホッジンズ:子安武人

ギルベルト・ブーゲンビリア:浪川大輔

カトレア・ボードレール:遠藤 綾

ベネディクト・ブルー:内山昂輝

エリカ・ブラウン:茅原実里

アイリス・カナリー:戸松 遥

 

スタッフ

原作:「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」暁佳奈(KAエスマ文庫/京都アニメーション)

監督:石立太一

シリーズ構成:吉田玲子

キャラクターデザイン:高瀬亜貴子

シリーズ演出:藤田春香

世界観設定:鈴木貴昭

美術監督:渡邊美希子

色彩設計:米田侑加

撮影監督:船本孝平

3D監督:山本 倫

小物設定:高橋博行・太田 稔

編集:重村建吾

音響監督:鶴岡陽太

音楽プロデューサー:斎藤 滋

音楽:Evan Call

音楽制作:ランティス

OP主題歌:TRUE [ Sincerely ]

ED主題歌:茅原実里 [ みちしるべ ]

アニメーション制作:京都アニメーション

製作:ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

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