映画「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形‐」を見てきました。
とても素晴らしい映画で、
ネタバレは含みません!最後まで読んでも映画を楽しむことができます!!
PV
あらすじ
……大切なものを守るのと引き換えに僕は、僕の未来を売り払ったんだ。
良家の子女のみが通うことを許される女学校。
父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、
白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。
未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、
教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。
感想
京都アニメーションからの愛の手紙
とても温かい気持ちになる素晴らしい映画でした。
公開2日目に見に行きましたが、どの時間も満席状態。みなさん固唾を呑んでみていましたね。
外伝ということで、少しあっさりした映画なのかと思いましたが、期待を遥かに超える濃密な90分の映画でした。
ストーリーは、映画で新たに登場する、イザベラ・ヨークとテイラー・バートレットの物語。
映画を見ていくうちに、二人の関係とストーリーに、自然と涙が溢れてきてしまいました。
3週間限定公開ということが本当にもったいなく感じます。
私はアニメを見ていましたが、原作を読まず、公式サイトも細かくチェックせず、PVのみを観た状態で見ましたが、とても良かったとです。
あの事件の前日に完成、そして全スタッフの名前のエンドロール
この映画はあの事件の前日に完成したそうです。
そして、映画のクレジットには全スタッフの名前が掲載されていました。
正確には「外伝の制作には、京都アニメーション、アニメーションD o全てのスタッフが参加しているところ、外伝においては慣例と異なり、参加スタッフ全てについてクレジットすることとした。結果として、被害にあった社員らについてもクレジットされることとなる」。特掲等を行うものではありません。 https://t.co/vibzdZnKNv
— 桶田大介 (@DaisukeP) 2019年9月5日
エンドロールが流れてくるまで、物語に没頭していましたが、最後のエンドロールが流れてきた瞬間にハッとしました。
「この中にあの事件で亡くなられた方の名前がある、、、、」
そう思うと急に涙が溢れてきました。
エンドロールで泣いてしまったのは初めてです。
いつもよりエンドロールに流れてくる名前一人ひとりをしっかり見るようにしました。
いつもよりエンドロールが長く感じる時間でした。
亡くなられた方が作り上げてきた素晴らしい作品が、こうして世の中に一つの形として残っていくこと、、、こうして多くの方の心を動かしてくれること。
この物語をこれからもずっと多くの方に観てほしいと思いました。
入場者特典がすごかった!
入場者特典では暁佳奈さん描き下ろしの短編小説でした。この短編小説は1週目と2週目のみ配布されます。
- アン・マグノリアと十九歳の誕生日
- リオン・ステファノティスと一番星
- シャルロッテ・エーベンルフレイヤ・フリューゲル森の王国
どれもアニメの登場人物の短編小説です。しっかりした冊子で、3週目には全巻収納ケースが特典になります。
▼アン・マグノリアが登場するアニメ10話
「 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」10話感想、もう涙なしには見れない#VioletEvergarden
▼リオン・ステファノティスが登場するアニメ6話
「 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」6話感想、寂しいをわかり、「愛」までもう間近?#VioletEvergarden
▼シャルロッテ・エーベンルフレイヤ・フリューゲルが登場するアニメ6話
「 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」5話感想、シャルロッテちゃん可愛い!ヴァイオレットはものすごい成長っぷり!#VioletEvergarden
全巻を集めてケースに入れて保管しておきたいですね。特典でこんなに良い小説を配って良いのか心配になる作品で、原作と一緒に読んでみたくなりました。
2020年の劇場版は公開延期
2020年にはヴァイオレット・エヴァーガーデンの劇場版がありますが、公開が延期になる発表がされています。

新しい公開日は後日発表になっていますが、中止ではなく、延期となったことで、多くのファンが救われたのではないでしょうか。
時間がかかってもいい、いつになってもいい、私達は公開をいつまでも待ちます。