「映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」の監督、石原立也さんのコメントが公開されました。
石原立也さんとは?
京アニファンなら誰しも知っている名監督ですが、軽く紹介をします。
現在の京都アニメーションの取締役でもあり、「AIR」で初監督を努め、翌年の2006年には「涼宮ハルヒの憂鬱」を手がけます。東京アニメWordやアニメーション神戸で最優秀作品賞を受賞し、多くの京アニ作品を生み出した天才アニメーターです。
石原立也さんのコメント
今回のテーマの一つに「旅」というのがあります。
人生は旅に例えられることがありますが
さらに言えばオープンワールドのRPGみたいなものでしょうか。
この手のゲームは何をしてよいのか分かりにくくて
つまらないという人がいます。
人生も同じで、目標を決めないとつまらないし飽きると思います。
イベントは嫌というほどあるはずですが、
それをこなしているだけではくたびれるでしょう。この映画を作るにあたって、取材でいろんな所へ行きました。
ネットでいろんな場所の風景を見られるようになった昨今、
参考にはなりますけれどそれだけでは絵は描けないです。
自分なりに欲しい「絵」というものがあって、
それを探しに行くわけですが
行ってみて見つけるものもあります。
人生も漠然と歩いていて見つけるものもあるでしょう。六花たちと丹生谷、凸守たちはバラバラに動くので
双六みたいで楽しかったです。
僕なりに見つけたものもあったように思います。六花と勇太の人生の旅は始まったばかり。
二人の未来に幸あれ。監督 石原立也
(Source:「映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」公式サイト)